プロコフィエフ/ピアノ協奏曲1,2,3番 2台ピアノ版(ミヒャエル・ナナサコフ)

¥1,800

1~3) Piano Concerto No.1 in D flat major Op.10
4~7) Piano Concerto No.2 in G minor Op.16
8~9) Piano Concerto No.3 in C major Op.26

在庫あり

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説明

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ピアノ協奏曲を作曲した。さて、これを初演のステージにかけるにはどうするか。スポンサーに資金を求めるには、どんな作品なのか聴かせて了承を得る、そのためにピアノ伴奏版を演奏するとしよう。オーケストラの総譜がたくさん売れることはないが、ピアノ伴奏版の楽譜なら需要がありますよ、と楽譜出版社から依頼され、ピアノ2台用の編曲をする。いずれにしても2台のピアノで演奏するピアノ音楽作品である。作曲家自身によるリダクションであれば、なおさらその音楽の骨格は本質的なものと言える。協奏曲の練習用楽譜と捉えては作曲家に対して申し訳ないというものだ。セルゲイ・プロコフィエフ(Сергей Прокофьев 1891-1953)は自身が優れたピアニストであったので、これらの一部を或いは全てを売り込み相手に聴かせた筈だ。協奏曲を弾くピアニストや音楽学校の練習室だけではなく、もっとリサイタル等でも演奏されてしかるべき作品だ。

ミヒャエル・ナナサコフについて

楽譜通りの演奏が困難だったり、演奏される機会が少なく録音も稀である作品を取り上げる世界初のヴァーチャル・ピアニスト。1955年リトアニアのヴィトリニュス生まれ、という設定であるが、実際にはプロデューサーである七澤順一が、コンピュータと自動演奏ピアノを用いて行っている録音プロジェクトである。90年に発売されたゴドフスキーの「ショパンのエチュードによる練習曲」でデビュー。当時満足な録音が無かった中で、超人的な演奏を実現して見せたことで大きな注目を集めた。

追加情報

重さ100 g