ラフマニノフ/ピアノ協奏曲全曲 ピアノ2台版(ミヒャエル・ナナサコフ)

¥1,800

CD1
1) Piano Concerto No.2 C minor Op.18: I. Moderato
2) Piano Concerto No.2 C minor Op.18: II Adagio sostenuto
3) Piano Concerto No.2 C minor Op.18: III Allegro scherzando
4) Piano Concerto No.3 D minor Op.30: I. Allegro ma non tanto
5) Piano Concerto No.3 D minor Op.30: II. Intermezzo
6) Piano Concerto No.3 D minor Op.30: III. Finale-alla breve
CD2
1) Piano Concerto No.1 F sharp minor, Op.1: I. Vivace
2) Piano Concerto No.1 F sharp minor, Op.1: II Andante
3) Piano Concerto No.1 F sharp minor, Op.1: III Allegro vivac
4) Piano Concerto No.4 G minor, Op.40: I. Allegro vivace
5) Piano Concerto No.4 G minor, Op.40: II. Largo
6) Piano Concerto No.4 G minor, Op.40: III. Allegro vivace
7) Rhapsody on a theme of Paganini, Op.42

在庫あり

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説明

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ピアノ協奏曲第2番、第3番はともに現在でもこの分野における最も人気のあるレパートリーだろう。また演奏機会の少ない第1番、第4番、それにパガニーニの主題による狂詩曲にも、ラフマニノフ本人による「2台ピアノ用編曲」がある。これらの楽譜はBOOSY & HAWKESから出版されており、ピアニストの練習用または、愛好家が楽譜を見ながら音楽を聴くといった用途が一般的なのだろう。第2ピアノに関してはオーケストラを再現するというよりも「オーケストラのスケッチ用」として書かれたようで、2台ピアノのために作曲された「組曲第1番、第2番」などとは明らかにレベルが違う。しかしこの楽譜が提供する「音」を実際に聴いた人が、果たしてどれほどいるだろうか。それはオーケストラの大迫力を取り除いた「芯」の部分が浮き彫りにされ、ラフマニノフが音楽をどのように組み立てたかがよく分かるというものだ。これら4つのコンチェルトとパガニーニ狂詩曲を、ミヒャエル・ナナサコフによる「演奏」で聴いていただきたい。このCD2枚組は2009年と2010年に行われたナナサコフによる多重録音を再編集したものである。

ミヒャエル・ナナサコフについて

楽譜通りの演奏が困難だったり、演奏される機会が少なく録音も稀である作品を取り上げる世界初のヴァーチャル・ピアニスト。1955年リトアニアのヴィトリニュス生まれ、という設定であるが、実際にはプロデューサーである七澤順一が、コンピュータと自動演奏ピアノを用いて行っている録音プロジェクトである。90年に発売されたゴドフスキーの「ショパンのエチュードによる練習曲」でデビュー。当時満足な録音が無かった中で、超人的な演奏を実現して見せたことで大きな注目を集めた。

追加情報

重さ160 g