黛敏郎:0系新幹線放送チャイム (昭和43年/1968年)

¥1,100

税込|菊倍|4頁
協力・企画:黛家、スリーシェルズ
復元・採譜:今堀拓也
序文:西耕一、萩生哲郎
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説明

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解説より抜粋
列車の車内放送前のオルゴールは「これから放送が始まります」というお知らせと、「旅情を慰めよう」というサービスからはじまりました。1958年から「ブラームスの子守唄」が使われるようになり、1960年からは「鉄道唱歌」が使われるようになりました。その流れを受けて1964年10月に東京駅-新大阪駅の間で開業した東海道新幹線でも「鉄道唱歌」が使われていたのですが、時速200キロの超特急に相応しいのだろうか?という意見や、「鉄道唱歌」そのものを短く編曲しているため後半が原曲と違う、という意見もあり、新たなチャイム音楽を依頼することになったようです。(解説:西耕一)

この「0系新幹線放送チャイム」は1968年、黛が39歳の時に作曲されました。特急列車等で、車掌の放送が始まる前に鳴らされる「車内チャイム」は、1964年に開業した新幹線にも導入されていましたが、開業以来使われていた鉄道唱歌によるチャイムが「超特急」の新幹線のイメージにはそぐわない、という意見が国鉄に寄せられたため、当時第一線で活躍中の作曲家であった黛敏郎に新しいチャイムの作曲の依頼が行われました。そうして完成したのがこのチャイムで、東海道新幹線のチャイムの「二代目」のものとなります。(解説:萩生哲郎)

追加情報

重さ120 g
サイズ30 × 23 × 0.1 mm