ダウンロード版 – 菊池亮太:パガニーニ変奏曲

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解説:菊池亮太
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説明

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ピアニストの菊池亮太が19世紀を代表する伝説のヴァイオリニスト、ニコロ・パガニーニの「奇想曲第24番」をもとに《パガニーニ変奏曲》を生み出しました。全8変奏の構成でクラシック、印象派、現代、フュージョン、ラテンなどの要素が見事に融合、菊池亮太だからこそ成せる技がここにあります。

菊池亮太による解説
悪魔的とさえ呼ばれたヴァイオリン史上最大の天才、ニコロ・パガニーニの作曲した奇想曲第24番は凄まじい技巧性、そして美しいメロディを併せ持ち、長らく多くの人々に愛されてきました。そして偉大な作曲家達がこの曲を題材に膨大な数の変奏曲を残しています。 リストやブラームス、ラフマニノフはもちろん、近年ではファジル・サイ氏やマルク=アンドレ・アムラン氏と言った独創性、超絶技巧を持つ一流のコンポーザーピアニストによってもこの「パガニーニ変奏曲」が作られています。 正にこの題材を元に変奏曲を作る事は、音楽家にとって1つの試金石とも言えるでしょう。 事の始まりは2021年春。日本が世界に誇る殿堂「サントリーホール」にて単独リサイタルを行う機会を頂き「この舞台で挑戦せずに何に挑戦するのか」という想いに駆られた事から始まります。 そこで、自分の演奏技術、創作力を試すべく、19世紀より作り継がれて来た「パガニーニ変奏曲」の作曲に僕、菊池亮太も挑戦してみようと思った次第であります。 2021年に生き、色んな時代の音楽を吸収できた自分だからこそ作れる変奏曲になったのではないかと思います。


菊池亮太(きくち りょうた)
4歳からピアノを始める。国立音楽大学附属中学、高等学校卒業。日本大学芸術学部音楽学科および同大学院修了。2008年アジア国際音楽コンクール第5位、第5回ブルクハルト国際音楽コンクール第3位(1位なし)、第12回「万里の長城杯」国際音楽コンクール第2位等数々のコンクール入賞。日大芸術学部「ジェームズ&ダン・道子」奨学生。第82回読売新人演奏会出演。第30回及川音楽事務所新人オーディション最優秀新人賞受賞。音楽大学在学時よりアーティストのサポートや楽曲制作にて音楽活動を始める。現在は、テレビ番組・映画音楽・アニメ音楽・ゲーム音楽や、東京オリンピックCM等の楽曲提供も手掛ける。また、Twitter、YouTubeにて演奏動画の投稿を開始。ストリートピアノや「バーでバレずに○○を弾く方法」等のYouTube動画が視聴回数2億回以上、チャンネル登録者数51万人を超える反響を得る。自身のバンド「アノアタリ」では、キーボード・作曲を担当。