【新刊情報】アレクシス・ワイセンベルク「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」

ピアニストとして世界的に知られているアレクシス・ワイセンベルクが編曲をした作品、通称「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」の楽譜をマルク=アンドレ・アムランの校訂で2018年11月上旬に出版いたします。

Alexis Weissenberg - 1974 At home J.D.Wilson

アレクシス・ワイセンベルク 1974 At home J.D.Wilson

アレクシス・ワイセンベルク(1929-2012)は20世紀を代表するクラシックピアニストで、世界的な知名度を誇り、日本ではファンクラブが創設されるほど大変な人気を博しました。EMI、ドイツグラモフォンなどのメジャーレーベルに膨大な量の録音を残しており、20世紀後半に最も成功しピアニストと言えるでしょう。彼はまた同時に作曲家でもあり、ジャズをはじめとしたポピュラー音楽にも大きな興味を示していました。今年7月には独Schott社よりピアノ作品集が出版され話題を呼びました。自作自演の録音は存在していないようですが、テレビでジャズのスタンダードを即興で演奏して見せたり、シャルル・アズナヴールと自身のオリジナルの伴奏で共演した映像が残っています。(画像提供:Alexis Weissenberg Archive)

 

Mr. Nobody plays Trenet [LD I-600] (Alexis Weissenberg Archive所蔵)

「シャルル・トレネによる6つの歌曲の編曲」は、1950年代に ≪ Mr. Nobody plays Trenet ≫ (左画像) というタイトルでフランスの大歌手 シャルル・トレネ (1913-2001)による6つのシャンソンをワイセンベルクが編曲して収録し、フランスの音楽レーベル Lumenよりリリースされました。このMr. Nobodyがワイセンベルクだったことがかなり後に発表され、プレス枚数も少なかったことから、かねてより知る人ぞ知る録音でした。この録音を元に、これまた世界的ピアニストであるマルク=アンドレ・アムランが採譜を起こしを行い、ワイセンベルク本人の了承の下、2008年にイギリスの音楽レーベル Hyperion からリリースされた ≪ Marc-André Hamelin in a state of jazz ≫ というアルバムにワイセンベルク作曲の「ジャズ様式のソナタ」と共に収録されました。このCDのリリースより11年の月日が経ち、現在まで世界中から楽譜出版を望む声が上がっていましたが様々な事情により本作品の楽譜出版が難航していました。今回、アレクシス・ワイセンベルクのご遺族とマルク=アンドレ・アムランの全面的な協力により楽譜の出版が現実となります。


校訂者のマルク=アンドレ・アムランによる演奏

アムランがワイセンベルクに編曲について尋ねたところ「楽譜は書いていないので演奏するなら採譜をする必要がある」と聞いたそうですが、近年になってワイセンベルクのご遺族によりBoum!とMénilmontant以外の4曲の自筆譜が発見されました。それらの自筆譜はワイセンベルク自身の録音と自筆譜に大きな相違点があり、また楽譜もスケッチ風に書き留められているために、アムランが自身の採譜版とその新発見の自筆譜を推敲して作り上げた録音版とワイセンベルク自身の自筆譜版を二段で同時表記した楽譜となる予定です。なお、楽譜の解説はマルク=アンドレ・アムラン、自筆譜の発見エピソードは発見者であるマリア・ワイセンベルクにより執筆されます。

今回出版する編曲作品の校訂者であるマルク=アンドレ・アムランは編曲について以下のように述べています。

1950年代後半、Lumen社よりMr. Nobody plays Trenetと呼ばれるEPレコードが販売されました。そのレコードには、フランスのシャンソン歌手であるシャルル・トレネの歌をピアノ用に書き換えた面白くも一風変わった編曲が収録されていました。長らくの間、”Mr. Nobody”の正体は秘密とされていましたが、最近になってその正体がアレクシス・ワイセンベルクだったということが分かったのです。2004年にワイセンベルクと初めてお会いする以前、私は、彼が自身の名でこのレコード残さなかった理由は、当時、真面目なクラシックピアニストがポピュラー音楽に手を出すとキャリアに傷が付く可能性があったからだと推測していました。(現在は状況も変わり、そのようなことは歓迎され、むしろレコード会社により推奨されるのです)しかし、ワイセンベルクは「単に録音の出来が十分に良いと思わなかっただけだった」と私に話したのを覚えています。[…] 幾度と無くこの楽譜について訊かれていたので、遂に出版されることをとても嬉しく思います。


◾️楽譜名
アレクシス・ワイセンベルク編曲
「シャルル・トレネによる6つの歌の編曲」

◾️収録曲
Coin de rue (街角)
Vous oubliez votre cheval (馬を忘れていらっしゃいますよ)
En avril, à Paris (四月、パリにて)
Boum! (ブン!)
Vous qui passez sans me voir (あなたは私を見ずに通り過ぎ去った)
Ménilmontant (メニルモンタン)

◾️校訂・解説
マルク=アンドレ・アムラン

◾️解説の言語
日本語、英語、フランス語

◾️予定価格
税込3000円

◾️出版日程
2018年11月上旬


以下のフォームに登録していただけますと楽譜の販売開始日にメールをお送りいたします。なお、こちらで登録して頂いた方は、こちらの楽譜のご注文に限り日本国内での楽譜の送料が無料(普通郵便)となります。

こちらの編曲作品は10月28日の東京で開かれるジョイント・コンサートにて演奏されます。


アレクシス・ワイセンベルクについてもっと知りたい方へ(画像をクリック)

ロン・イェディディアによるピアノ作品【楽譜刊行開始のお知らせ】

合同会社ミューズ・プレスよりイスラエル生まれのアメリカ在住のピアニスト・作曲家であるロン・イェディディアのピアノ作品の楽譜の刊行を開始することが決定しました。

ピアノ曲やオーケストラ曲を中心に世界的に評価を受けている現代を代表する作曲家でもあるイェディディア。実は、イェディディアのピアノ曲の楽譜が出版社から正式に刊行されることは今回が初めてです。最初を飾る刊行開始楽譜は以下の2曲、イギリスのAltarus Recordsから2001年にリリースされた自作自演CDアルバム “Yedidia plays Yedidia: Piano Works“にも収録された人気曲です。

Ether (1996) 【エーテル】
序文:ロン・イェディディア
価格:2900円(税込み)
仕様:菊倍判/12ページ

Toward the Gardens of Heaven (1997)【エデンの園に向かって】
序文:ロン・イェディディア
価格:4900円(税込み)
仕様:菊倍判/28ページ


ロン・イェディディア プロフィール

1960年、イスラエルのテルアビブに生まれる。幼い頃からアルフレッド・コルトーの弟子であったプニーナ・ザルツマンのもとでピアノの教育を受け、8歳で「Young Concert Artists Competition of Israel」で第1位を受賞する。15歳になると、ピアニストではなく作曲家の道に進むことを決意する。その後は、ジュリアード音楽院に入学し、作曲科博士課程を専攻。デイヴィッド・ダイアモンドやミルトン・バビットの元で研鑽を積みながら、1987年と1989年には、ジュリアード作曲コンクールに入賞する。在学中、彼の作品が音楽プロデューサーのトーマス・フロストの目に留まり、イェディディアのピアノソナタ 第2番が世界中で放送され、1987年にはピアノソナタ 第3番『叫び』がイスラエルの音楽番組にも取り上げられる。ジュリアード音楽院卒業後も作曲家として活躍し、2006年にはサン・アントニオ国際ピアノコンクールのために委嘱作品『ラプソディ』を作曲。2007年には、シアトル室内楽協会主催の音楽祭のためにピアノとクラリネットとチェロのためのトリオの作品を作曲し大好評を博す。2009年には、マンハッタンのBaruch Performing Arts Centerで開催された”The Concert Meister Series”のレジデントコンポーザーを務め、数々の作品が有名オーケストラ(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やイスラエル交響楽団他)によって演奏された。彼の作品を収録したCDもこれまでに17枚ほどリリースされている。また教育者としても後進の育成に力を注ぎ多くの作曲家やピアニストを輩出している。

http://ronnyedidia.com/

 

新刊のお知らせ:ヴェルディ・オペラ編曲(マーク・ヴァイナー編)

合同会社ミューズ・プレスより、イギリスを中心に活躍しているピアニストであるマーク・ヴァイナーの編曲作品である『行けわが思いよ、金色の翼に乗って』(ヴェルディ作曲・オペラ「ナブッコ」より)の楽譜出版をお知らせいたします。出版日は2018年7月2日を予定しています。

編曲者はこちらの編曲作品について以下のように語っています。

ヴェルディの不朽の作品として語り継がれている作品『行けわが思いよ、金色の翼に乗って』(オペラ「ナブッコ」より)への熱烈な想いがこのピアノ編曲版を生み出す動機となったことはもちろんですが、19世紀のコンポーザー・ピアニストが挙って当時のオペラ作品を基にしたピアノのためのパラフレーズや幻想曲などの編曲作品を生み出し爆発的な人気を博していたことあったにも関わらず、現代ではこの作品を基にした決定的な編曲が無かったこともまたこの編曲を生み出す動機となりました。

この編曲作品を書いている間、ピアノが表現できる範囲内であたかもヴェルディのオリジナル作品のような印象を与られる編曲になるように努めました。そうすることで、コンポーザー・ピアニストの伝統があった過去と現代の差を少しでも埋めることが私の望みです。

定価:税込1500円
販売開始日:2018年7月2日(ミューズ・プレスのウェブショップより)
仕様:菊倍判/8ページ
ISBN:978-4-909668-06-6

ロマン派作品弾きとして知名度を上げ支持を得ているマーク・ヴァイナー(Facebookファンページ)。クラシックのCDレーベルであるPiano Classicsにて積極的にアルカンやタールベルク、シャミナードなどを録音しています。数日前に販売された有名ピアノ情報誌である”International Piano“の第50号ではマーク・ヴァイナーのインタビューも掲載され、表紙を飾りました。

* * *

マーク・ヴァイナー プロフィール

1989年に生まれる。11歳の時にピアノを始め、その2年後に奨学金を得てパーセル音楽学校に入学し、テッサ・ニコルソンに師事する。その間にスミス・スクエアやセント・ジョンズ(ロンドン)、ウィグモア・ホールなどのコンサートホールを筆頭に各地で演奏活動を行う。その後は、奨学金を得て王立音楽大学に入学する。ニール・イメルマンの下で6年間学び、2011年の最終試験で最高得点を獲得しサラ・ムンドラク記念賞を受賞、最優秀生徒として学士号を取得する。またThe Countess of Munster Musical Trustによる奨学金も得て、優秀な成績で修士を得て2013年に王立音楽大学卒業する。

2012年、ギリシャ・アテネで開催されたアルカン・ジンメルマン国際ピアノコンクール第1回では第1位を受賞する。ギリシャで公式デビューリサイタルを行い、メディアでも「2012年の最も素晴らしい演奏会」として取り上げられた。現在までに、ファロス芸術財団やフーズム・ピアノ珍曲祭、レヴォカ・インディアン・サマー音楽祭、チェルトナム音楽祭、オックスフォード歌曲祭などの数多くの音楽祭に招待され、BBCやDeutschlandfunkなどのラジオ放送局にも出演する。マーク・ヴァイナーの生まれ故郷であるオックスフォードのシェルドニアン劇場では、マリオス・パパドプーロス指揮でオックスフォード交響楽団と共演する。近年は、Keyboard Charitable Trustとの提携によりアメリカ合衆国、ドイツ、イタリアの参加国でツアーを行い大好評を博す。

演奏・教育活動の傍ら、ライターやフランツ・リスト協会やシャルル=ヴァランタン・アルカン協会の会長も務める。または、CDレーベルPiano Classicsよりタールベルクやリスト、アルカン、シャミナードのピアノ作品を積極的に録音している。それらの録音は各方面から高い評価を得ている。

コル・デ・フロート『左手のための編曲作品全集』刊行決定のお知らせ

ピアノの黄金時代と言われる20世紀頃、幅広いレパートリーを誇りヨーロッパ各国で大活躍したピアニスト、コル・デ・フロート(Cor de Groot)。

オランダ・アムステルダム生まれる。アムステルダム音楽院に入学後、エグバート・フェーンとウルフェルト・シュルツにピアノ、サミュエル・ドレスデンに指揮法と作曲を師事する。1932年、音楽院を主席で卒業すると同時に本格的な演奏活動を開始し、1936年にウィーンで開催されたコンクールで入賞を果たしました。1938年からはハーグ王立音楽院で教鞭をとり優秀な弟子たちを輩出、多忙を極める毎日でしたがデ・フロートは生涯に渡って教育活動に熱心でありました。オランダのコンポーザー・ピアニストであるフレデリック・マインダースも彼の弟子の一人です。

Autograph by Cor de Groot

あるとき、病に陥ったヴィルヘルム・バックハウスの代役も務めベートーヴェンのピアノ協奏曲第3番を演奏することもありました。順調にピアニストとしてのキャリアを築き上げていましたが、1959年のある日突如デ・フロートを襲った神経障害の影響で右手を使うことができなくなります。それ以降は、左手のピアニストとして活動をし90曲以上もの左手のための編曲作品を残しました。

合同会社ミューズ・プレスは現在まで未出版の状態であったコル・デ・フロートによる左手のための編曲作品をオランダ音楽協会とコル・デ・フロートのご遺族の承認のもと全12巻(予定)に分けて8月から来年に渡って刊行することが決定しました。以下に出版予定楽曲リストを掲載します。

コル・デ・フロート『左手のための編曲作品全集』

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. I
Rachmaninoff : Elegie (op. 3 no. 1)
Rachmaninoff : Serenade (op. 3 no. 5)
Rachmaninoff : Nocturne (op. 10 no. 1)
Rachmaninoff : Romance (op. 10 no. 6)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. II
Liszt : Liebesträume No. 1
Liszt : Liebesträume No. 2
Liszt : Liebesträume No. 3
Liszt : Hungarian Rhapsody No. 3
Liszt : Hungarian Rhapsody No. 5

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. III
Liszt : Consolation no. 1
Liszt : Consolation no. 2
Liszt : Consolation no. 3
Liszt : Consolation no. 4
Liszt : Consolation no. 5
Liszt : Consolation no. 6
Liszt : 5 Hungarian Folksongs

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. IV
Debussy : Clair de lune
Debussy : La fille aux cheveux de lin
Ravel : Prélude
Pierné : Improvisata, op. 22
Liszt : Elegie no. 2

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. V
Tchaikovsky : Barcarolle (op. 37a no. 6)
Tchaikovsky : Valse (op. 40 no. 8)
Tchaikovsky : At the Fireside (op. 37a no. 1, January)
Tchaikovsky : Humoresque (op. 10 no. 2)
Tchaikovsky : Snowdrop (op. 37a no. 4, April)
Tchaikovsky : Autumn Song (op. 37a no. 10, October)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. VI
Tchaikovsky : Troika (op. 37a no. 11, November)
Tchaikovsky : Christmas (op. 37a no. 12, December)
Tchaikovsky : Polka de Salon (op. 9 no. 2)
Tchaikovsky : Valse (op. 40 no. 9)
Tchaikovsky : Danse Russe (op. 40 no. 10)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. VII
Tchaikovsky : Valse sentimentale (op. 51 no. 6)
Tchaikovsky : Berceuse (op. 72 no. 2)
Tchaikovsky : Nocturne (op. 10 no. 1)
Tchaikovsky : Song of the Lark (op. 37a no. 3, March)
Scriabin : Valse, op. 1
Scriabin : Impromptu à la Mazur (op. 2 no. 3)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. VIII
Rameau : Le Rappel des Oiseaux
Bach : Preludio (from Partita III for violin)
Beethoven : Für Elise
Albeniz : Sonata no. 3, 1st mvt.
Granados : Recitativo (from “Escenas Románticas”)
Granados : Berceuse (from “Escenas Románticas”)
Dvorak : Walzer (op. 54 op. 4)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. IX
Schumann : Träumerei (from “Kinderszenen”)
Schumann : Schlummerlied (op. 124 no. 16)

5 Stücke von Robert Schumann
-1. Mai, lieber Mai (op. 68 no. 13)
-2. Ländliches Lied (op. 68 no. 20)
-3. Lied ohne Ende (op. 124 no. 8)
-4. Albumblätter (op. 99 no. 6)
-5. Mignon (op. 68 no. 35)

6 Stücke von Robert Schumann aus « Album für die Jugend, Op.68 »
-1. Volksliedchen (no. 9)
-2. Sicilianisch (no. 11)
-3. Kleine Studie (no. 14)
-4. Erster Verlust (no. 16)
-5. Kleine Romanze (no. 19)
-6. Sehr Langsam (no. 30)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. X
3 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Schmetterling (op. 43 no. 1)
-2. Geheimnis (op. 57 no. 4)
-3. Schwermut (op. 65 no. 3)

3 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Entschwundene Tage (op. 57 no. 1)
-2. Zu deinen Füssen (op. 68 no. 3)
-3. Dank (op. 62 no. 2)

4 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Sie tanzt (op. 57 no. 5)
-2. Glockengeläute (op. 54 no. 6)
-3. Abend im Hochgebirge (op. 68 no. 4)
-4. Nocturne (op. 54 no. 4)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. XI
6 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Albumblatt (op. 12 no. 7)
-2. Elfentanz (op. 12 no. 4)
-3. Elegie (op. 38 no. 6)
-4. Heimweh (op. 57 no. 6)
-5. Sylphe (op. 62 no. 1)
-6. Norwegisch (op. 12 no. 6)

3 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Berceuse (op. 38 no. 1)
-2. Wächterlied (op. 12 no. 3)
-3. Melancholie (op. 47 no. 5)

4 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Einsamer Wanderer (op. 43 no. 2)
-2. Walzer (op. 12 no. 2)
-3. Elegie (op. 47 no. 7)
-4. Nachklang (op. 71 no. 7)

Grieg : Gade (op. 57 no. 2)

4 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Grossmutters Menuett (op. 68 no. 2)
-2. Salon (op. 65 no. 4)
-3. Illusion (op. 57 no. 3)
-4. In der Heimat (op. 43 no. 3)

The complete transcriptions for the left hand alone, Vol. XII
5 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Hirtenknabe (op. 54 no. 1)
-2. Norwegischer Tanz (op. 38 no. 4)
-3. Melodie (op. 38 no. 3)
-4. Walzer (op. 38 no. 7)
-5. Heimwärts (op. 62 no. 6)

Grieg : Kobold (op. 71 no. 3)
Grieg : Vöglein (op. 43 no. 4)

4 Lyrische Stücke von Edvard Grieg
-1. Valse-Impromptu (op. 47 no. 1)
-2. Melodie (op. 47 no. 3)
-3. Volksweise (op. 12 no. 5)
-4. An den Frühling (op. 43 no. 6)

Manuscript by Cor de Groot

新刊のお知らせ・ゴドフスキー編曲『埴生の宿』

合同会社ミューズ・プレスより、レオポルド・ゴドフスキー編の『埴生の宿』(作曲:ヘンリー・ビショップ)の楽譜を2018年6月26日に刊行いたします。

この作品はゴドフスキーによる自演音源が残されていますが、未出版のまま自筆譜は紛失または消失したと信じられていました。しかし、近年楽譜が発見され今回の出版に至りました。序文は作品の発見者であるマルク=アンドレ・アムラン氏によるものです。一般販売に先立ち、2018年6月25日に武蔵野市民文化会館 小ホールにて開かれる『マルク=アンドレ・アムラン ピアノ・リサイタル』にて先行販売が行われます。一般販売は翌日の6月26日からミューズ・プレスのウェブショップにて開始されます。

定価:税込1000円
販売開始日:2018年6月26日(ミューズ・プレスのウェブショップより)
仕様:菊倍判/8ページ
序文:マルク=アンドレ・アムラン
ISBN:978-4-909668-05-9

【V.マルテンポ】楽譜発送・追加出版のお知らせ

今年の3月に出版告知をいたしましたヴィンチェンツォ・マルテンポの編曲作品の楽譜を6月1日(金)より発送開始いたします。長らくお待たせしてしまい申し訳ございませんでした。ハンガリー狂詩曲 第2番のためのカデンツァトリスタンとイゾルデ 前奏曲に加えて『ピアノのための3つの歌曲』と題した楽譜も追加出版します。こちらのページよりご購入が可能です。それぞれの楽譜のサンプルも商品ページに掲載しておりますので楽譜の一部がご覧になれます。

田中公平/ピアニート – ガンバスター幻想曲&未完成協奏曲【楽譜出版決定】

ミューズ・プレスより、田中公平/ピアニート「ガンバスター幻想曲」と「未完成協奏」の楽譜出版が決定したことをお知らせいたします。楽譜の先行販売は、2018年5月26日に開催されます「2人で奏でるピアノ〜森下唯・山田剛史デュオリサイタル〜」にて実施されます。なお、一般販売はミューズ・プレスのウェブショップにて5月28日から開始予定です。

2018年5月26日、ミューズ・プレスのウェブショップより販売開始となりました。
https://muse-press.com/item/mp00401/

ガンバスターとは、かのガイナックスが初期に製作したSFロボットアニメ『トップをねらえ!』に登場する、宇宙怪獣に打ち勝つために建造された最強型決戦兵器のことです。『トップをねらえ!』のために田中公平によって作曲された楽曲たちをピアニート公爵が壮大なピアノ独奏曲に書き上げました。その名も「ガンバスター幻想曲」。ピアニート公爵のデビューCD「Singularity」にも収録され、YouTubeニコニコ動画で40万再生以上を記録した大人気曲で、長年にわたり楽譜の出版を願う声がありましたが、7年の時を経て遂に出版されます。編曲者であるピアニート公爵は「ガンバスター幻想曲」については以下のように語っています。

 この「ガンバスター幻想曲」は複数の劇中使用楽曲をもとに、概ね作品の物語を思い起こさせる構成を目指して作られている。劇音楽による組曲あるいはメドレーと、序曲形式との折衷として捉えるのが適切だろう。「ガンバスター」および「ノリコ」の楽句をそれぞれ第1・第2主題とするト短調のソナタ形式とみなすことで、このふたつのモチーフの重要性や全体の成り立ちへの理解が深まるはずである。再現部の扱いなどは典型的なソナタ形式からはかなり外れているが、主題間の調性関係などはあえてセオリー通りに組み立てられている。

 

続いてはTVアニメ『ハーメルンのバイオリン弾き』第2楽章のオープニングテーマ曲「未完成協奏曲」。ピアニート公爵の生き別れの兄である森下唯さんは〈ピアニート公爵Presents「芸術からこぼれた表現たち アニメ監督西村純二が自作を語る」〉で演奏される際にTwitter上で以下のようにコメントを残しています。

こちらの楽譜の校正に協力して下さったフランス在住のピアニスト・作曲家である榎政則さんに厚く御礼申し上げます。

定価:税込2500円
先行販売日:2018年5月26日 – コチラの演奏会会場にて先行販売開始
一般販売開始日:2018年5月28日(ミューズ・プレスのウェブショップより)
仕様:菊倍判/52ページ
ISBN:978-4-909668-03-5

森下唯 プロフィール

筑波大学附属駒場中・高等学校を経て東京芸術大学卒業、同大学大学院修了。2004年、第2回東京音楽コンクール第2位。2006年、東京芸術大学大学院修了の際、演奏優秀者によるベーゼンドルファー・ジョイントリサイタル(浜離宮朝日ホール)に選ばれた。ソロでのリサイタルのほか、オーケストラとの共演、リート伴奏、室内楽などの分野で活動し、スタジオ・ミュージシャンとしても多くのレコーディングに参加。演奏以外にも、映像作品への楽曲提供や文筆など幅広く手がけている。作曲家アルカンの紹介には特に力を入れており、アルカン生誕200年となる2013年から継続的にオール・アルカン・リサイタルを行う。2015年よりアルカン作品を集めたCD「アルカン ピアノ・コレクション」(ALM RECORDS)シリーズをリリース、『レコード芸術』をはじめ各所で高く評価されている。調布国際音楽祭アソシエイト・プロデューサー。東京藝術大学非常勤講師(指揮科演奏研究員)。動画サイトを中心とした活動においては「ピアニート公爵」名義でも知られ、2017年にはCD『Piano Collections FINAL FANTASY XV』に参加。 ピアノを竹尾聆子、辛島輝治、東誠三の各氏に、リート伴奏をコンラート・リヒター氏に師事。

http://www.morishitayui.jp/

 

マルテンポによる編曲楽譜・出版のお知らせ

この度は、ヴィンチェンツォ・マルテンポによる編曲作品の楽譜を追加で出版することになりました。

ワーグナー/マルテンポ編曲:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲

あたかも当初から”ピアノのために書かれた作品”であったかの如く…。ピアニスティックに半音階的・対位法的な手法を用いながら見事な編曲に仕上げられています。編曲家として本領発揮です。

全12ページ、税込み価格1,500円を予定しています。出版開始日は、4月初旬を予定、現在は当社のオンライン・ウェブショップで予約を受け付けています。

3月中旬の出版を予定しておりましたマルテンポ氏によるフランツ・リスト作曲「ハンガリー狂詩曲 第2番」のためのカデンツァの楽譜の販売日が4月初旬へ延期となりました。発売をお待ちいただいているお客様に、ご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。

マルテンポ作曲:リスト「ハンガリー狂詩曲2番」カデンツァ・楽譜予約開始のお知らせ

ミューズ・プレスの出版物第2弾は、フランツ・リスト作曲「ハンガリー狂詩曲 第2番」のためのカデンツァです。カデンツァの作者は、世界中で高く評価をされているイタリアの若きピアニスト、ヴィンチェンツォ・マルテンポ。2013年には、JK arts主催による演奏会で初来日、アルカンの「全ての短調による12の練習曲」(作品39)を一夜で弾ききるという偉業を達成しました。現在に至るまでアルカンだけに留まらず、様々な作品に取り組み、演奏・録音活動や教育活動にも熱心に取り組んでいます。現在は、スクリャービン・ピアノソナタ全集の録音に取り組んでいるそうで、また、ロシアの作曲家によるピアノソナタの録音集がPIANO CLASSICSより近々販売予定です。

 

このカデンツァは、マルテンポ氏がCD「Liszt: Hungarian Rhapsodies」のために書き下ろしたもので、演奏会でも度々取り上げています。ハンガリー狂詩曲第2番は1851年に出版、コーダ前はリストによってcadenza ad libitumと記され、演奏者が即興または事前に書いておいた”カデンツァ”を自由に演奏できる余地が与えられました。リスト自身のカデンツァも存在し、リストの弟子たちも必ずと言って良いほど、独自のカデンツァを弾いていました。現在では、演奏者が独自のカデンツァを弾くことは滅多になくなりましたが、今日もその伝統を引き継ぐピアニストたちが存在します。

今回出版されるマルテンポ氏の自作カデンツァは、約2分ほどとコンパクトにまとめられていますが、コミカルでユーモアに溢れた即興風の作品に仕上がっています。このカデンツァを弾いてみたい、または、録音を聴きながら目で追って楽しみたい、など色々な方に手に取っていただければ幸いです。

価格は定価1500円(税抜1,389円)となっております。予約は、こちらのストアページよりお願いいたします。カード決済を行なった場合でも、引き落としは発送後となります。正式販売のスケジュールは再度ご連絡させていただきます(2018年3月中旬を予定)*こちらの楽譜の出版日に関してですが、4月初旬の出版なりました。発売をお待ちいただいているお客様に、ご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。

ヴィンチェンツォ・マルテンポ プロフィール

1985年、イタリア・カンパニア州ベネヴェント生まれ。セルジオ・フォオレンティーノの弟子であったサルヴァトーレ・オルランドに師事し、2005 年にローマ・サンタチェチーリア音楽院を最高位の成績で卒業。2006年の第13回ヴェネツィア・ピアノコンクール入賞後は、アメリカやヨーロッパ、アジアの世界各地で演奏活動を行う。これまでにドイツ・フーズム城音楽祭やライディング・リスト音楽祭、マイアミ・国際ピアノ音楽祭、メキシコ・国際ピアノ音楽祭“El blanco y negro”など数々の音楽祭にも出演し熱狂的な支持を得る。2013年にはシャルル・ヴァランタン=アルカンの「全ての短調による12の練習曲」の全曲演奏会を日本の横浜で行い好評を博す。リストのピアノ作品集(Gramola)やアルカンの「全ての短調による12の練習曲」(Piano Classics)、リストのハンガリー狂詩曲全曲(Piano Classics)やリャプノフの「12の超絶技巧練習曲」(Piano Classics)他などを録音し、合計11枚のCDを リリース。それらのCDは数々の音楽雑誌から高い評価を得て特選盤として紹介される。 ピアニストとしての活動の傍ら、ラヴェルの組曲「ダフニスとクロエ」やハンス・ロットの交響曲第1番をピアノ独奏用に編曲、「ピアノソナタ」や「ピアノのための練習曲」などの自作曲も生み出している。また、教育活動も積極的に行い各地のマスタークラスに講師として招待され、オランダ・アイントホーフェンにてイモラ国際ピアノアカデミーの分校を設立する際には設立者・講師の一人とし ても活躍した。現在は、ベネヴェントのカルロ・ジェズアルド音楽院で教鞭を執る。

http://www.vincenzomaltempo.com/

 


*マルテンポ氏による自作カデンツァは9:15あたりから

福間洸太朗 編曲「モルダウ」通販開始

福間洸太朗 編曲「モルダウ」の通販を当サイトにして開始いたしました。ヘッダーメニューのショップページから購入できます。1部2,000円となっております。60セット限定の福間洸太朗コンサートパンフレット(英語)付き(定価据え置き)も販売しておりますので、お早めにお求めください。なお、出荷開始は9日を予定しております。

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