ブランデンブルク協奏曲(全曲)ピアノ独奏用編曲(ミヒャエル・ナナサコフ)

¥2,200

1~4) Brandenburg Concerto No.1
5~7) Brandenburg Concerto No.2
8~10) Brandenburg Concerto No.3
11~13) Brandenburg Concerto No.4
14~16) Brandenburg Concerto No.5
17~19) Brandenburg Concerto No.6
20~22) Klavier Concerto No.1 D-moll
23~25) Klavier Concerto No.5 F-moll
26~28) Organ Concerto No.2 A-moll
29) Organ Concerto No.4 C-dur
30~33) Organ Concerto No.5 D-moll

在庫あり

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説明

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「いくつもの楽器による協奏曲集」(Concerts avec plusieurs instruments)という原題のとおり独奏楽器もアンサンブル編成も多彩かつ豊富なため、ピアノ独奏用編曲は厳しいのだが・・・ 「ブランデンブルク協奏曲」全6曲をピアノ独奏用に編曲したストラダル。彼の編曲における特徴として、可能な限り原曲の音を拾うために多声部進行が多くなることと、過剰なまでの左手の増強がある。2オクターブ以上のアルペッジョ、通奏低音のほぼ全てがオクターブであり、そのまま16分音符の速い走句へとなだれ込む個所が随所にある。適正速度での演奏自体に違和感があるというのも変な話だが、楽譜に忠実であればこのようなことになるし、楽譜が演奏者に親切であるかは、また別の問題だ。ストラダルは「クラヴィア協奏曲」(1番、5番)とオルガン協奏曲もピアノ独奏用に編曲している。 ナナサコフの11枚目となる本盤、ヴァーチャル・ピアニストの演奏をお楽しみ頂きたい。

ミヒャエル・ナナサコフについて

楽譜通りの演奏が困難だったり、演奏される機会が少なく録音も稀である作品を取り上げる世界初のヴァーチャル・ピアニスト。1955年リトアニアのヴィトリニュス生まれ、という設定であるが、実際にはプロデューサーである七澤順一が、コンピュータと自動演奏ピアノを用いて行っている録音プロジェクトである。90年に発売されたゴドフスキーの「ショパンのエチュードによる練習曲」でデビュー。当時満足な録音が無かった中で、超人的な演奏を実現して見せたことで大きな注目を集めた。

追加情報

重さ160 g