清水一徹:ネニアⅠ – 女声独唱のための

$12.28

2022年6月15日発売予定

税込(税抜1,200円)|菊倍版|8頁
序文・演奏指示(英語・日本語):清水一徹

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説明

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横浜在住の作曲家、清水一徹により作曲された、女声独唱のための楽曲です。ポリエチレン袋やトライアングルといった「楽器」を援用しつつ、声の持つ表現の可能性を探った作品です。2018年に声楽家の薬師寺典子によって初演されました。薬師寺典子のCD「薬師寺典子(sop):Mnémosyne ムネモシュネ~ヴォカリーズと5つのため息」に収録されています(CDの販売はこちら/各種配信サービスでも視聴可能)。

Program notesより

Neniaという言葉は、ラテン語で「子守歌」の意味と共に「挽歌」の意味も兼ね備えている。そのタイトルが示す通り、この作品には生(=子守歌)と死(=挽歌)の相反するイメージが転写されている。作品は、タイトルである“Nenia”という単語を分解、細工を施し音素としたテクストで支配されているが、それはやがて、日本の古い子守歌へと変容してゆく。


清水一徹 プロフィール

1976年横浜生まれ。1998年日本現代音楽協会作曲新人賞、1999年日本音楽コンクール作曲部門、2001年JFC作曲賞、2005 年武生作曲賞入選。2002 年ルクセンブルグ国際作曲賞第1位入賞。作曲を三界正実および藤井喬梓、久木山直の三氏に師事。作品は国内外で演奏されている。2017 年12 月、會田瑞樹アルバム『五線紙上の恋人』(音楽之友社『月刊レコード芸術』2018年1月号準特選盤)に、ヴィブラフォンのための《カメラ・オブスクラ》が収録。2018年4月の個展演奏会は、web批評誌『メルキュール・デザール』にて高い評価を受ける。

東京藝術大学演奏藝術センター教育研究助手、くらしき作陽大学アートマネジメント専修非常勤講師を歴任。日本作曲家協議会会員。

追加情報

重さ 200 g
サイズ 300 × 230 × 0.3 mm

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