ダウンロード版 – W.A. モーツァルト:組曲(補筆:ローガン・スケルトン&ヒョン・ジョンウォン)

¥5,400

税込|電子版(PDF形式)|92頁
解説(英語・日本語):ローガン・スケルトン
サンプル楽譜

説明

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数々の名曲を生み出してきたW.A. モーツァルトは、意外なことに序曲、アルマンド、クーラントやジーグ、そしてサラバンドの断片といった組曲の様式に模倣した、または組曲の断片と考えることができる鍵盤楽器作品を作曲していました。モーツァルトの死後、妻のコンスタンツェによって彼のスケッチの9割ほどが破棄されたと言われており、これらの組曲の断片は破棄を免れた作品の一部かもしれません。この楽譜は、モーツァルトの未完のバロック組曲、あるいは失われたかもしれない組曲を再構築するための試みが具現化されたものです。ローガン・スケルトンによる4ページに渡る充実した解説、約80ページに渡る2種類の組曲と付録を掲載し、充実した楽譜となっています。

◆収録楽曲◆
組曲(修正版)

1. 序曲 ハ長調
2. アルマンド ハ短調
3. クーラント 変ホ長調
4. ドゥーブルを伴うサラバンド ト短調
5. メヌエットとトリオ ニ長調/ロ短調
6. ガヴォット ト長調
7. ジーグ ハ長調

組曲(ハ調)
1. 序曲 ハ長調
2. アルマンド ハ短調
3. クーラント ハ長調
4. ドゥーブルを伴うサラバンド ハ短調
5. メヌエットとトリオ ハ長調/イ短調
6. ガヴォット ハ長調
7. ジーグ ハ長調

付録
サラバンド (原曲の断片)
モーツァルトによるトリオ 変ロ長調 (原調)
M. シュタードラーによるトリオ ロ短調 (原調)
M. シュタードラーによるトリオ イ短調
ガヴォット (《Les petits rien》より) ヘ長調 (原調)
ジーグ ト長調 (原調)


ローガン・スケルトン
ローガン・スケルトンは、ピアニスト、指導者、作曲家として、国際的に高い評価を受けている。演奏家としては、アメリカ、ヨーロッパ、アジアで幅広くコンサートを行っており、中国のラジオ、ルーマニアの国営テレビなどを含む多くの国立ラジオやテレビ局等で取り上げられている。Centaur、Albany、Crystal、 Blue Griffin、 Supertrain、Naxos Recordsから多数のCD録音を出版しており、後者2枚では同じくコンポーザー・ピアニストのウィリアム・ボルコムと共演している。また、多くのコンクールで審査員を務め、国際的な音楽祭にも定期的に出演している。作曲家・編曲家としては、リスト、モーツァルト、バルトークの様々なピアノ作品を創造性豊かに再構築し、ガーシュウィン全集の「ヘ調の協奏曲」、「ラプソディー・イン・ブルー」や「パリのアメリカ人」の楽譜の完成に大きく貢献した。スケルトンは芸術歌曲に特に惹かれており、多くの歌曲集を含む200曲近くを作曲している。指導者としても熱心に活動しており、ミシガン大学からは、優れた指導者に与えられるハロルド・ハフ賞や、同大学の教員に与えられる最高の栄誉であるArthur F. Thurnau教授職などを授かっている。スケルトンの教え子たちは、多くの国内外コンクールで賞を獲得している。スケルトンはこれまでに、マンハッタン音楽院、ミズーリ州立大学、ミシガン大学で教鞭をとっている。

ヒョン・ジョンウォン
韓国出身のヒョン・ジョンウォンは、ピアノ作品のソロやコラボレーションを精力的に行っている。バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを持つが、特に古典派の演奏に独創的な関心を寄せており、装飾音、多彩な繰り返し、カデンツァ、断片の補完などを独自に行っている。 イタリアの主要都市でのソロリサイタル、ブダペストのMR3バルトーク・ラジオでのライブ中継、ローマ・アカデミア音楽祭でのゲストアーティスト・リサイタル、スペイン、スウェーデン、イギリスでの公演など、世界各国でコンサートを行っている。韓国ソウルではWPOやソウル・アカデミー・アンサンブルと協奏曲を共演した。エウテルペ国際コンクール、パドヴァ国際コンクール、ヴィッティ国際コンクール(イタリア)、ダヌビア国際コンクール(ハンガリー)などで第1位を獲得している。 梨花女子大学で音楽学士号、イーストマン音楽院で音楽修士号、ミシガン大学で音楽芸術博士号を取得しており、2017年にはイギリス・ロンドンの王立音楽大学でアーティスト・ディプロマ課程を修了した。これまでにローガン・スケルトン、ダグラス・ハンファーズ、ペーター・ヤブロンスキなどの各氏に師事。現在、韓国・ソウルのソウルサイバー大学のピアノ科の客員教授。