ロベルト・ピアーナ:プッチーニの《ラ・ボエーム》による大幻想曲(ピアノのために)

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|菊倍|40頁
序文(英語・日本語):ロベルト・ピアーナ

説明

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19世紀、ピアノの名手であったタールベルクやリストたちを筆頭に当時公演されていたオペラのアリアや合唱に基づき、「幻想曲」や「~の回想」と題したピアノのためのオペラ・パラフレーズが数々生み出されました。しかし、20世紀に突入するとオペラ・パラフレーズを書く文化は一気に衰退しました。

イタリアを代表するコンポーザー=ピアニストであるロベルト・ピアーナはオペラ・パラフレーズを書く行為を「楽曲を洗練する上での研究所」と語り、この創作行為を通して、ピアノの可能性を追求しました。今回、ピアーナによって作られた「プッチーニの《ラ・ボエーム》による大幻想曲」は、演奏に約30分かかり、演奏には技術的にも音楽的にも大変な労力を要します。曲中、私たちが一度はどこかで聞いたことがある「私の名前はミミ(Sì, mi chiamano Mimì)」や「私が街を歩けば(Quando men vo)」、 「年老いた外套よ、きいておくれ(Vecchia zimarra, senti)」などのアリアも登場し、どこか親しみを感じることでしょう。

この作品は、ジャコモ・プッチーニの偉業に対するオマージュであると同時に、ピアノの黄金時代と呼ばれる、オペラ的な幻想曲の文脈の中に位置します。リストやタールベルク、さらにはラフマニノフやゴドフスキーなど、ピアノ曲の発展に重要な貢献をした偉大な人物への、私の個性というフィルターを通した、オマージュなのです。(ロベルト・ピアーナ)

アントニオ・ポンパ=バルディによる演奏


Roberto Piana(ロベルト・ピアーナ)

ロベルト・ピアーナ
ピアニスト、作曲家のロベルト・ピアーナは1971年、イタリアのサルデーニャ島サッサリに生まれた。数々の著名なピアニストに師事したが、サッサリ音楽院ピアノ科を首席で卒業したイザベラ・ロ・ポルトに師事したのがきっかけで、ピアニストとしての道を歩み始めた。
ピアニストとして、パリ・シャンゼリゼのロンド・ポイント、トリノのテアトロ・レジオ、ミラノ・スカラ座、ロシアのサンクト・ペテルブルク大学など数多くの劇場や、アジャクシオ、アーネム、バルセロナ、ブリュッセル、シャルル・ロワ、デュッセルドルフ、エフレティコン、ローザンヌ、リエージュ、モンス、シュツットガルト、チューリッヒなどの都市で演奏し、成功を収めてきた。
1994年以降、エッセイ、書籍、CD(Stradivarius, Da Vinci Classics, Amadeus, Tactus, Documenta Edizioni, Suonare News)などを執筆している。
ロベルト・ピアナは、ピアノ曲、声楽曲、室内楽曲、交響曲の作曲家として、世界中の重要な音楽祭で演奏されている(ニューポート音楽祭、Duszniki Zdrojのショパン・フェスティバル、フーズム城の「Rarities of Piano Music」、中国深川のラン・ラン国際ピアノフェスティバル、Mostly Modern Festival、サンノゼ国際ロシア音楽ピアノコンクールといった、主にアメリカ、ロシア、日本、イギリス、南アフリカ、イスラエルで開催される音楽祭やコンクールなど)。
彼の作曲した楽譜は、Bèrben、Les Productions d’OZ、Da Vinci Edition、Editoriale Documenta、Edizioni Musicali Wicky から出版されている。彼の作品の多くは、スタインウェイ&サンズ、ケンタウルス・レコード、ミュージック&アーツ、ブリリアント・クラシック、トゥーピアニストなどのレーベルから発売されている。現在はサッサリ音楽院ピアノ科教授を務めている。

追加情報

重さ 200 g
サイズ 30 × 23 × 0.2 cm