ロン・イェディディアによるピアノ作品【楽譜刊行開始のお知らせ】

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合同会社ミューズ・プレスよりイスラエル生まれのアメリカ在住のピアニスト・作曲家であるロン・イェディディアのピアノ作品の楽譜の刊行を開始することが決定しました。

ピアノ曲やオーケストラ曲を中心に世界的に評価を受けている現代を代表する作曲家でもあるイェディディア。実は、イェディディアのピアノ曲の楽譜が出版社から正式に刊行されることは今回が初めてです。最初を飾る刊行開始楽譜は以下の2曲、イギリスのAltarus Recordsから2001年にリリースされた自作自演CDアルバム “Yedidia plays Yedidia: Piano Works“にも収録された人気曲です。

Ether (1996) 【エーテル】
序文:ロン・イェディディア
価格:2900円(税込み)
仕様:菊倍判/12ページ

Toward the Gardens of Heaven (1997)【エデンの園に向かって】
序文:ロン・イェディディア
価格:4900円(税込み)
仕様:菊倍判/28ページ


ロン・イェディディア プロフィール

1960年、イスラエルのテルアビブに生まれる。幼い頃からアルフレッド・コルトーの弟子であったプニーナ・ザルツマンのもとでピアノの教育を受け、8歳で「Young Concert Artists Competition of Israel」で第1位を受賞する。15歳になると、ピアニストではなく作曲家の道に進むことを決意する。その後は、ジュリアード音楽院に入学し、作曲科博士課程を専攻。デイヴィッド・ダイアモンドやミルトン・バビットの元で研鑽を積みながら、1987年と1989年には、ジュリアード作曲コンクールに入賞する。在学中、彼の作品が音楽プロデューサーのトーマス・フロストの目に留まり、イェディディアのピアノソナタ 第2番が世界中で放送され、1987年にはピアノソナタ 第3番『叫び』がイスラエルの音楽番組にも取り上げられる。ジュリアード音楽院卒業後も作曲家として活躍し、2006年にはサン・アントニオ国際ピアノコンクールのために委嘱作品『ラプソディ』を作曲。2007年には、シアトル室内楽協会主催の音楽祭のためにピアノとクラリネットとチェロのためのトリオの作品を作曲し大好評を博す。2009年には、マンハッタンのBaruch Performing Arts Centerで開催された”The Concert Meister Series”のレジデントコンポーザーを務め、数々の作品が有名オーケストラ(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団やイスラエル交響楽団他)によって演奏された。彼の作品を収録したCDもこれまでに17枚ほどリリースされている。また教育者としても後進の育成に力を注ぎ多くの作曲家やピアニストを輩出している。

http://ronnyedidia.com/