2021年10月の新刊情報(今泉響平、齊藤一也、夏目恭宏、アダム・ゴルカ)

2021年10月の新刊情報です。発送は10月11日より順次行います。

ラヴェル/今泉 響平:アダージョ・アッサイ 第2楽章 -「ピアノ協奏曲 ト長調」より(ピアノ独奏編曲)
2021年第45回ピティナ・ピアノコンペティション特級にて第3位に輝いた今泉響平による編曲作品が初出版です。フランスの作曲家モーリス・ラヴェルの代表作の一つでもある「ピアノ協奏曲 ト長調(Concert en sol)」から第2楽章「アダージョ・アッサイ」を今泉響平がピアノ独奏用に編曲しました。オーケストラの響きを失わないように可能な限りの音は取りつつも原曲が持つ音楽性は失わないように細かな配慮が施されており今泉の編曲センスが光ります。なお、本編曲は10月15日(福岡)10月30日(東京)に開催される演奏会のプログラムとしても取り上げられ、本編曲の楽譜も含む物販及びサイン会も実施される予定です。

齊藤 一也:ショパンの「小犬のワルツ」による即興曲 ― ネコ好きのための ―
皆さんは犬や猫はお好きでしょうか。ピアニストの齊藤一也が八ヶ岳北杜国際音楽祭にてサン=サーンス作曲の「動物の謝肉祭」を演奏した際に余興として他にも動物が登場する楽曲を演奏してほしいという要望に応え生まれた編曲、その名も《ショパンの「小犬のワルツ」による即興曲 ― ネコ好きのための ―》。ショパンの「小犬のワルツ」と誰もが一度は耳にしたことがある「猫ふんじゃった」が見事な融合を果たします。「小犬のワルツ」の持つ気品さはそのままに、カプリッチョ的な性格と即興的な要素をふんだんに取り入れ、アンコールピースとしても大いに盛り上がるような工夫が凝らされています。

ガブリエル・フォーレ/夏目恭宏:パヴァーヌ(ピアノ1台4手連弾)
フォーレの作品の中で傑作としても名高い「パヴァーヌ」 。元々は管弦楽曲のための作品として作曲されました。また、その旋律の静謐な美しさ故にこれまでに様々な編成で演奏され多くの人々に親しまれています。フォーレ自身による演奏がピアノロールとしても現像しており味わい深い演奏を聴くこともできます。編曲者である夏目恭宏は、雪の舞い散る情景にインスピレーションを得て本作品の編曲に取り組み、2オクターブでの動きを基調に据えており、クリスタルのような、ガラス細工のような繊細な響きをピアノから引き出すことを目指しています。YNPianoDuoによる演奏はコチラからご視聴いただけます。

アダム・ゴルカ:トルコ練習曲(ピアノのために)
主にアメリカやヨーロッパで大活躍しているピアニストのアダム・ゴルカによる作品が初出版です。日々厳しい練習を行っていた10代のアダム・ゴルカは、時折休憩も兼ねて寄り道をすることがありホロヴィッツやヴォロドスのパラフレーズの採譜に勤しんでいました。ある日、彼の師であるジョゼ・フェガリとのレッスンでヴォロドス編曲の「トルコ行進曲」を弾いた際、ゴルカ自身がショパンの練習曲 Op.10-2で日々悩んでいることを知っていた彼は、モーツァルトの有名なロンドを自己流にパラフレーズした上で、この2曲を組み合わせてはどうかと提案してきたそう。その結果が今回出版される「トルコ行進曲(Etude Alla Turca)」です。今回特別にアダム・ゴルカの許可を得て当時10代のゴルカが演奏する「トルコ練習曲」の音源をお届けします。

2021年7月の新刊情報(ショーソン、シュトラウス/リスレ、ギーゼキング、諸井三郎)

2021年7月の新刊情報をお届けします。

エルネスト・ショーソン:ピアノのためのソナタ
フランスの作曲家であるエルネスト・ショーソンがパリ音楽院(現・パリ国立高等音楽・舞踊学校)に入学した翌年に作曲した「ピアノのためのソナタ (Sonate pour piano)」の楽譜が遂に出版されます。本作品の自筆譜は長らくフランス国立図書館に所蔵されていましたが、なぜかこれまで楽譜が出版されていませんでした。今回は出版にあたって、作曲家・ピアニストであり、ショーソンと同じパリ音楽院を卒業した榎政則が校訂及び解説を担当しています。本作品は、ベートーヴェンやシューベルトの影響を強く受けており、現在知られているショーソンの音楽からは想像もできない意外な一面を覗くことができます。なお、第3楽章の主題は彼のクラリネットとピアノの作品である「アンダンテとアレグロ」でも使用されています。

リヒャルト・シュトラウス/エドゥアール・リスレ編曲:交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
リヒャルト・シュトラウスが19世紀末に作曲した交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」をドイツ生まれフランスのピアニストであるエドゥアール・リスレがピアノ独奏用に編曲しました。リスレはコルトーの先輩として彼の音楽性に影響を与えました。リヒャルト・シュトラウスの作品はヨーロッパでは2020年まで著作権法により保護されていたためにこれまでは未出版でした。イタリアのピアニスト・作曲家であるフランチェスコ・リベッタがラ・ロックダンデロン音楽祭で本編曲作品を演奏したことをきっかけに楽譜の出版を希望する声が出ていました。今回は、フランチェスコ・リベッタはもちろん、佐藤暖による解説も掲載し大変充実した楽譜となっています。

フランチェスコ・リベッタによる解説から抜粋
シュトラウスの音楽家として人生の軌跡は、ピアノ版においても非常に忠実に再現されている。リスレ版においては、原作の複雑なポリフォニーが鍵盤上で緻密に再現されており、演奏者の卓越した技術、特に高度な指の独立性が前提となっている。また、残響時間のコントロールが難しいピアノでは、オーケストラ特有の音の重なりを再現することは困難である。こうした場合にペダルを用いるとポリフォニーの明確さが失われてしまうため、この版ではカミーユ・サン=サーンス風の素早いオクターブの繰り返しが用いられている。(実際、リスレはサン=サーンスのエチュードの一部を2台ピアノ用に編曲している)。けれども、こうした奏法は各指への負担が非常に大きく、反復する音の数によっては経験豊富なピアニストであっても不自然にテンポを落とさざるを得ない。このような理由からも原曲の再現に大きな困難が伴うことが分かる。(翻訳:国田健)

ヴァルター・ギーゼキング:スカルラッティの主題によるシャコンヌ
ヴァルター・ギーゼキングのピアノ独奏曲「スカルラッティの主題によるシャコンヌ」は、ギーゼキングがドイツから北米大陸への演奏旅行に赴いた際にハンブルク・アメリカ・ライン運航の汽船ニューヨーク号の船中で作曲されました。最近ではドイツのピアニストであるヨゼフ・モーグがOnyxより本作品を含むCDをリリースしましたが、楽譜についてはポートランド州オレゴンに存在したPelisorious Editionsから私家版として非公式に出版されただけでした。今回は、音楽学者である高久暁による解説及び入念な校訂のもと正式な出版となります。なお本作品は著作権の都合により日本を含む一部の国にのみに発送可能です。

諸井三郎:ピアノソナタ ハ長調 第1番 作品5 (1933)
4点目の新刊は、弊社が数年前より継続して出版をしています諸井三郎の作品です。今回は「ピアノソナタ第1番 作品5」の楽譜が出版となります。諸井三郎はこれまでに約10曲ほどのピアノソナタを残しており、後々に新作品番号を自らの作品に割り振る際に本作品は「作品5」として作品表に登場しています。なお、新作品番号内で登場したピアノソナタは本作品を含め2曲のみです。自信を持っていたからこそ作品5となったのでしょう。ピアノソナタ第1番は諸井三郎のベルリン留学中に作曲され、演奏には30分ほどの時間を要し、当時日本人によって書かれたピアノソナタの中では最長の作品でした。

黛敏郎「君が代」と絶筆の「パッサカリア」

黛 敏郎

日本を代表する作曲家として現在も高い人気を誇る作曲家・黛敏郎。今回、ミューズプレスでは、日本の作曲家専門レーベル スリーシェルズの代表を務める音楽評論家の西耕一氏と黛家の協力のもと黛敏郎の編曲作品と絶筆となった未完のオーケストラ作品2点のフルスコアを出版します。

本日より2021年2月28日まで予約受付とします。発送は2021年3月1日より順次行います。なお、予約受付期間内にご予約をいただいたお客様には日本国内に限り送料無料でお送りさせていただきます。

黛敏郎 編曲「君が代」
黛敏郎の管弦楽編曲による《君が代》。これは伝統と現代の間で悩み、独自の音を探求してきた作曲家による一つの返答である。日本の伝統音楽を基にした《BUGAKU》や《昭和天平楽》とも共通する音響美がある。自国の文化、伝統が、未来に受け継がれ、続いてほしいと願うことに何の不条理があろうか。(西耕一)

黛敏郎 編曲:日本国歌「君が代」(オーケストラ編曲)
2000円(税込)
菊倍版|12頁
解説:西耕一
企画協力:スリーシェルズ、黛家


黛敏郎 作曲「パッサカリア」(未完・絶筆)
当時、指揮者・岩城宏之が率いるオーケストラ・アンサンブル金沢の委嘱により「パッサカリア」の作曲を始めた黛敏郎。コントラバスやハープによる空虚な5度和音を土台として不穏なピッコロソロに始まり、次第に様々な楽器も加わり、ベートーヴェンやモーツァルト、バッハなどの作品の断片が随所で駆け回ります。そこには混沌とした世界が広がります。この作品は、無念にも黛の死により完成されることはありませんでした。

《パッサカリア》は、黛敏郎の遺作であり未完。盟友・岩城宏之の率いるオーケストラ・アンサンブル金沢のための作曲であり、プリペアド・ピアノ協奏曲を構想していた。既に何度か死線を彷徨い、入院中に、テレビ番組や講演、会議等と並行しての作曲だった。しかし、その筆に迷いはない。(西耕一)

黛敏郎:パッサカリア(未完・絶筆)
2000円(税込)
菊倍版|12頁
解説:西耕一
企画協力:スリーシェルズ、黛家


これまでに弊社で刊行した黛敏郎の作品

黛 敏郎(まゆずみ としろう)
1929年(昭和4年)2月20日、横浜生まれ。東京音楽学校(東京藝術大学)で橋本國彦、池内友次郎、伊福部昭等に師事。1948年(昭和23年)に作曲した「拾個の独奏楽器の為のディヴェルティメント」により才能を認められる。1950年(昭和25年)作曲の「スフェノグラム」は、翌年のISCM国際現代音楽祭に入選して海外でも知られるようになる。1951年(昭和26年)パリ・コンセルヴァトワールへ留学、トニー・オーバン等に学ぶ。フランスから帰国後、ミュージック・コンクレートや日本初の電子音楽を手がけた。1953年(昭和28年)芥川也寸志、團伊玖磨と「3人の会」を結成。また、吉田秀和等と「二十世紀音楽研究所」を設立。雅楽・声明をはじめ、日本の伝統音楽にも造詣を深める一方、交響曲、バレエ、オペラ、映画音楽等の大作を発表した。1964年(昭和39年)より、テレビ番組「題名のない音楽会」の企画、出演。東京藝術大学講師、茶道「裏千家淡交会」顧問、評議員。「日本作曲家協議会」会長、「日本著作権協会」会長などを歴任した。 「涅槃交響曲」(1958)で第7回尾高賞、「BUGAKU」で第15回尾高賞を受賞。 主な作品に「ルンバ・ラプソディ」(1948)、「饗宴」(1954)、「曼荼羅交響曲」(1960)、「シロフォン小協奏曲」(1965)、オペラ「金閣寺」(1976)、「KOJIKI」(1993)、バレエ「The KABUKI」(1986)「M」(1993)他がある。ピアノ曲は、「前奏曲」「金の枝の踊り」「天地創造」などがある。ISCM入選(昭和31、32、38年)。毎日映画コンクール音楽賞(昭和25、32、38、40年)。毎日演劇賞(昭和33年)。ブルーリボン賞(昭和40年)。仏教伝道文化賞(昭和50年)。紫綬褒章(昭和61年)。 1997年(平成9年)4月10日逝去。

ピアニート公爵編曲「蒼い鳥」(from THE IDOLM@STER)

日本の動画サイト「ニコニコ動画」に匿名で投稿した演奏動画をきっかけにデビューを果たしたピアニスト「ピアニート公爵」。視聴者の度肝を抜く卓越した演奏技術と不明な経歴との隔たりから、視聴者から「高等遊民」と呼ばれ、投稿動画に「俺(ニート)」と書いたことから、「ピアニート公爵」という愛称で呼ばれるようになりました。後に、「ピアニート公爵」はピアニストの森下唯の生き別れの兄弟だったという事実(?)も明るみになります(真相はコチラをご覧ください)。動画投稿をきっかけにCDデビュー、現在では数々のコンサートやスタジオ録音に呼ばれる人気ピアニストとなります。

そんなピアニート公爵がニコニコ動画に初めて投稿した演奏が「蒼い鳥」(THE IDOLM@STER)のピアノ編曲です。本作は、人気ゲーム/アニメのアイドルマスターに登場する楽曲で、作曲:椎名豪氏(アニメ「鬼滅の刃」音楽 etc.)、M@STER VERSION編曲:塩入俊哉氏(稲垣潤一ツアー/音楽監督 etc.)という超豪華メンバーによるもの。ピアニート公爵は、よりクラシカルな雰囲気を持ったM@STER VERSIONを、ピアノ1台で表現するという試みをしています。

2021年1月現在、再生回数は1,128,819回に上り、クラシック音楽のファンに留まらず様々な音楽ファンの間で伝説として語り継がれる名編曲を、2020年2月1日、弊社より刊行いたします。


初回限定特典といたしまして、こちらの楽譜をご予約をいただいたお客様には、ピアニート公爵のサイン付きの楽譜をお送りいたします。限定30部です。お見逃しなく。本楽譜の表紙は、新進の漫画家・うたたね游(Twitter:@remon__pie )さんによるイラストです。

サイン付き楽譜(限定50部!)*当初は30部でしたが今回限り20部追加いたしました。
 https://muse-press.com/item/mp00404le/ ‎

サイン無し楽譜(2月1日より順次発送予定です)
 https://muse-press.com/item/mp00404/ ‎

序文:ピアニート公爵
価格:2000円(税抜)
ISBN:978-4-909668-69-1


ピアニート公爵(森下唯)
日本のピアニスト・作編曲家。ソロでのリサイタルのほか、オーケストラとの共演、リート伴奏、室内楽などの分野で活動し、スタジオ・ミュージシャンとしても多くのレコーディングに参加。演奏以外にも、映像作品への楽曲提供や文筆など幅広く手がけている。

「ピアニート公爵」としては、2007年のニコニコ動画への投稿で一躍注目の的となった(「ピアニート公爵」は動画投稿時にニートを自称していたことから視聴者に名付けられたもの)。2011年、ドワンゴ・ミュージック・エンタテインメントよりアルバム『シンギュラリティ~特異点~』をリリース。その後、日本、台湾、シンガポール等で演奏活動を行っている。近年では『GRANBLUE FANTASY PIANO COLLECTIONS』、『Piano Collections FINAL FANTASY XV』等で演奏を担当。2018年、『コードギアス 反逆のルルーシュ ピアノソロコレクション』では演奏とともに編曲も手がけ、楽譜集も出版された。

本名の森下唯名義では作曲家アルカンの紹介に力を入れており、アルカン生誕200年となる2013年から継続的にオール・アルカン・リサイタルを行う。2015年よりアルカン作品を集めたCD「アルカン ピアノ・コレクション」(ALM RECORDS)シリーズをリリース、『レコード芸術』誌をはじめ各所で高く評価されている。東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。2004年、第2回東京音楽コンクール第2位。調布国際音楽祭アソシエイト・プロデューサー。2015年より東京藝術大学非常勤講師(指揮科演奏研究員)。

2020年12月の新刊情報(内藤晃による編曲作品)

12月の新刊情報です。発送は、12月16日頃より順次行います。

ピアニスト、指揮者、作編曲家として活躍する内藤晃によるピアノのための編曲作品が初出版となります。1点目はヨハン・セバスティアン・バッハが作曲した「G線上のアリア」のピアノ独奏版。内藤晃は、本作品の決定的なピアノ独奏版がないと考え、原曲の響きを忠実に編曲しました。指揮者としても活動する彼だからこそできた、オーケストラ作品をピアノに編曲する際の細かな配慮が散りばめられています。

J. S. バッハ/内藤晃:G線上のアリア(ピアノ独奏のための編曲)
税込1250円|菊倍|8頁
序文:内藤晃


2点目は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲した大ミサ ハ短調 K.427 (417a)より「主は聖霊によりて宿り」のピアノ独奏版。このミサ曲は、結局は完成されませんでしたが、バッハと彷彿とさせるポリフォニックなテクスチュアをもつ意欲的な音楽で、当時のモーツァルトのバロックへの傾倒ぶりが滲み出ています。内藤晃は、2020年9月、友人の結婚披露宴で演奏するために本作品をピアノ独奏用に編曲しました。

モーツァルト/内藤晃:「主は聖霊によりて宿り」 大ミサ曲K.427(ピアノ独奏のための編曲)
税込1500円|菊倍|12頁
序文:内藤晃


内藤 晃

 ピアニスト、指揮者。東京外国語大学ドイツ語専攻卒。桐朋学園大学、ヤルヴィ・アカデミー(エストニア)などで指揮の研鑽を積む。ピアノ・指揮・文筆の多分野で活躍。訳書にA.ゲレリヒ著「師としてのリスト」(近刊、音楽之友社)、校訂楽譜に「ジョン・アイアランド ピアノ曲集」(カワイ出版)「ヤナーチェク ピアノ作品集」(ヤマハミュージックメディア)などがあるほか、音楽雑誌やCDライナーノートへの執筆も多い。その知的で美しい音楽づくりには、マリンバ吉川雅夫氏や作曲家春畑セロリ氏など、一流ソリストや作曲家から厚い信頼が寄せられ、彼らのCDでもピアノを担当している。自身のCDに「Primavera」(レコード芸術特選盤)「言葉のない歌曲」(同準特選盤)などがあるほか、2020年よりsonoritéレーベルを主宰し、レコーディング・ディレクターとしてCDのプロデュースも行っている。主宰ユニット「おんがくしつトリオ」では、教育楽器によるエキサイティングなアレンジが人気を博し、全国各地に招かれている。(公式ウェブサイト

【楽譜予約受付開始】ショパンの練習曲による「幻のエチュード」(レオポルド・ゴドフスキー)

本日はレオポルド・ゴドフスキーの命日です。

ピアノの仏陀(The Buddha of the Piano)とまで称されたゴドフスキーはピアニストとしても世界中で大活躍、作曲家としては主にピアノの作品を残しています。その中でも特筆される「ショパンの練習曲によるエチュード」ですが、この曲集について彼は「未来のピアニストに向けて書いている」と語ったという逸話も残っています。演奏するには相当なテクニックを要します。挑戦する者も多く現れましたが作品がもつ本来の持ち味を発揮できず、また「ショパンのエチュードをより難しく編曲しただけ」という誤解がなされ、故に長い間正当な評価を得ることができませんでした。

近年では、カルロ・グランテ、フランチェスコ・リベッタ、マルク=アンドレ・アムラン、ヴァディム・ホロデンコといった名ピアニストが取り上げ、録音も行っており、この曲集を評価する声が一層強くなっています。

西村英士によると、ある時、ゴドフスキーがウィーンの自宅を離れ、夏季休暇でベルギーに滞在している際に第一次世界大戦が勃発してしまいました。ゴドフスキーは自宅に戻ることができなくなり、やむなくイギリス経由でアメリカへ避難。持っていたのは旅行用の荷物だけで、4台のピアノ、膨大な楽譜コレクション、執筆中作品の自筆譜などはすべて自宅に置き去りとなりました。そして、ゴドフスキーの秘書を務めたJohn George Hindererは

第1次世界大戦勃発時、ウィーンのゴドフスキー家に10曲の「ショパンのエチュードによる練習曲」の楽譜が残されていた。

と記しています。大変嘆かわしいことに、現在もそれらの自筆譜の所在地はわかっていません。ゴドフスキーファンにとって肩を落とすような出来事ではありますが、そんな中、今回お届けする新刊は「ショパンのエチュードによる練習曲」から紛失していたと考えられていた幻の2作品です!

行方不明と考えられていたNo.30Aの自筆譜(未完成)

2作品とも未完成ではありますが、ゴドフスキーがどのように作品を展開していくつもりだったのか、その後の流れは十分に妄想を膨らませることも可能です。No.30AはショパンのOp.25-3を行進曲風に編曲(僅か12小節のみ…)、No.50はOp.10-2とOp.25-4とOp.10-11(有名な「木枯らし」)をなんと同時に鳴らすという驚異的なことをやってのけています。ちなみにNo.50Aは「木枯らし」で例えると再現部まで完成しています。補筆完成も夢ではないかもしれません。また、西村英士による充実した解説も必読です。

今回、これらの自筆譜の複写を快く提供してくださったピアニストのマルク=アンドレ・アムランも「今回のこれらの作品の出版はピアノ愛好家にとって大変喜ばしい出来事になるでしょう」と語っています。

行方不明と考えられていたNo.50の自筆譜(未完成)

2020年11月21日から予約受付を開始します。なお、予約限定付録としてNo.44A(未完成)の楽譜が付属します!

ご予約はこちらのページから可能です。

レオポルド・ゴドフスキー:ショパンのエチュードによる練習曲(未完成)
No. 30A & No. 50
解説:西村英士
価格:2000円(税込)
ISMN:979-0-707804-05-6


西村英士
 東京大学、京都大学大学院卒業(医学博士)。東大ピアノの会OB。ピアノを田中智子、高須久子の両氏に師事。安田正昭氏、高須博氏の指導も受ける。国際アマチュアピアノコンクール2016 A部門第1位、同コンクール2015 B部門第1位、第18回大阪国際音楽コンクール ピアノ・アウトスタンディング・アマチュア部門第1位、第36回PTNAピアノコンペティション グランミューズ部門B2カテゴリー第1位、第1回東京ピアノコンクール アマチュア部門第1位。1994年、メシアン「みどり児イエスに注ぐ20のまなざし」全曲演奏。日本初演作品はメシアン「前奏曲(遺作)」「シャロットの妖姫」「視奏講義用小品」、ソラブジ「3つのパステーシュ」(KSS 31-1, 3)、ハーバーマン「ソラブジ様式で『月の光に』」、アムラン「全ての短調による12の練習曲第3番『パガニーニ=リストによる』」、グリエール/ルーウェンサール「バレエ『赤いけしの花』より『ロシア水夫の踊り』」、レイトン「5つの練習曲」(Op. 22-1, 3, 5)など多岐にわたる。ゴドフスキー「ショパンのエチュードによる練習曲集」の楽譜で解説をアムランと共同執筆(ヤマハミュージックメディアより出版)。ゴドフスキー「ジャワ組曲」、E. シュルホフ作品集の楽譜でも校訂、解説執筆を手がけたほか、ゴドフスキーに関する雑誌記事やCD解説を多数執筆している。2017年、初CD「コンポーザー=ピアニストを称えて」をリリースした。
http://www.nanasakov.com/1019.html

2020年10月の新刊情報(フォンテーヌ、ナモラーゼ、濱川)

10月末の新刊情報です。発送は10月27日(火)より順次行います。

アレクサンドル・フォンテーヌ:前奏曲とフーガ 作品44

フランスを拠点に活躍する作曲家 アレクサンドル・フォンテーヌは、彼の友人でもある福間洸太朗の依頼によって、ひとつのピアノ作品を完成させました。その名は『「なんと儚く、なんと虚しいことだろうか」- 前奏曲とフーガ』。「前奏曲とフーガ」という題名から想起されるように、フォンテーヌはバッハに対するオマージュとしてこの作品を書き下ろしました。

2ページほどの短い前奏曲では、重々しくも華やかなコラールが展開され、徐々に音量が増しピアニスティックなフーガへと突入します。フーガには対位法、対主題、反行はもちろん、黄金比やフィボナッチ数列などの数学的技法も取り入れられています。本作品は、2012年11月8日に福間洸太朗よりベルリンにて世界初演され、2015年1月27日に東京オペラシティで開催された「B→C」(ビートゥーシー)にて日本初演されています。福間洸太朗による演奏の音源を以下の動画で聴くことができます。


突如現れた異色の天才ピアニストであるニコラス・ナモラーゼ。クラシック音楽最高峰のコンクールのひとつ、カナダのカルガリーで開催されたホーネンス国際ピアノコンペティションで2018年に優勝し、国際的な注目を浴びるようになりました。世界中の様々なメディアからは絶賛され、来年はイギリスのクラシックレーベルのハイペリオンよりCDのリリースも予定されています。ピアニストとして活躍する一方、彼は作曲家としても活動しており、これまでにチェルシー音楽祭、ホーネンスフェスティバル、サンタフェなどの音楽祭から作品委嘱を受けています。今回ミューズプレスが出版するものは、彼がピアノのために書いた作品です。この出版プロジェクトはSonetto ClassicsのCEOである澤渡朋之氏の協力によって実現しました。

ニコラス・ナモラーゼ:エチュード I – VI

2015年から2019年にかけて書かれたピアノのための「エチュード I-VI」は、テクスチュアや音型の基盤となる特有のピアニスティックな技術的課題に着想を得ている点で伝統的なエチュードと言えますが、「長音階」「主に三和音」「動く鏡」「崩された和音」「もつれた糸」 「二つの音」と言ったやや異質なタイトルを持ち、現代的なアプローチでエチュードという形式が追求されています。技術的にもかなり高度なものが求められるために演奏は容易ではありませんが、少しでも演奏者の助けになるために8ページほどの練習法を記した別冊が付属します。先に述べたホーネンス国際ピアノコンペティションでの自演(エチュードIからIIIまで)がコチラで聴けます。


ニコラス・ナモラーゼ:アラベスク

作曲者によると「アラベスク」は、ヴィジュアル・アートの分野で定義される「アラベスク」の法則、つまり装飾的で、螺旋状に織り込まれたパターンという法則に基づいていて作曲されたそうです。 ピアニストの両手が複雑に交差しつつ、それぞれ2本の手があたかも独立した意思を持つような表現を求められる作品です。この作品もまたナモラーゼ本人による演奏でコチラから聞くことができます。

「アラベスク」の冒頭

ニコラス・ナモラーゼ:月、屈折する – 滝廉太郎の「荒城の月」に基づく変奏曲(2019)

「Moon, Refracted(月、屈折する)」は、ニコラス・ナモラーゼが初めての日本ツアーのために先んじて作曲されました。滝廉太郎によって作曲された歌曲「荒城の月」の主題に基づき、単一変奏曲が続きます。日本的な美学であり「侘び寂び」の概念の中にある要素に影響を受けながら、ナモラーゼは新たな「荒城の月」を生み出しました。2019年の来日の際に演奏された様子がコチラで聴けます。

ニコラス・ナモラーゼはアイエムシー音楽出版の招聘により2020年6月に来日が予定されていましたが、現在発生しているCOVID-19の影響により公演中止となってしまいました。詳細は未定ですが再来日も計画されているそうです。


濱川礼:左手のための「横濱ノスタルジア」

電気メーカー勤務を経て2020年現在、中京大学工学部教授も務める作曲家・ピアニストの濱川礼は横浜に大変な愛着を寄せ、横浜の持つ異国情緒や伝統・近代化をひとつの曲に仕立て上げました。その名も「横濱ノスタルジア」。本作品は、2018年に作曲コンクール RMN International Call for Piano Solo Worksで優勝を果たし、RMN Musicよりリリースされたピアノアルバム「Modern Music for Piano」にも収録され、注目を浴びました。

濱川が横浜らしさの一つとして着目したのが、山下公園に設置された少女像でも有名な「赤い靴」(作曲:本居長世、作詞:野口雨情)です。その「赤い靴」の和声進行から新たな旋律を創造、またその旋律に新たなハーモニーをつけたり(リハーモナイズ)、ジャズの4ビート(いわゆるスイング)を援用したり、4ビットのバイナリ(2進法)に基づくリズムを用いたりと、個性的な作曲技法が凝らされています。また、中間部には花火を模した特殊奏法も登場し、横浜をよりいっそう強く感じることができます。本作品は左手のみで演奏されるピアノ曲です。

7月の新刊情報(務川慧悟、徳山美奈子、ゴドフスキー、佐藤暖、ハワード、ルクー、芥川也寸志)

大変お待たせしました。7月の新刊のお知らせです。なお、以下の新刊楽譜の発送は7月28日(火)より順次行います。(務川慧悟の自筆サイン入り楽譜は少々お時間をいただきます)

ラヴェル/務川慧悟 編曲:「マ・メール・ロワ」(ピアノ独奏)

 2019年、ロン=ティボー=クレスパン国際コンクールのピアノ部門で見事な演奏により第2位を受賞したピアニスト、務川慧悟。彼が編曲した「マ・メール・ロワ」(作曲:ラヴェル)のピアノ独奏版が待望の出版となります。ラヴェルの音楽と務川慧悟自身のピアニズムとラヴェルのエッセンスを損なうことなく見事に融合しています。務川慧悟自身の運指も掲載し、演奏難易度は初級から中級者向け。自分だけの密やかな楽しみに、発表会のために、演奏会のためにと様々な場面で幅広い方々に楽しんでいただけることでしょう。務川慧悟自らが行った詩の日本語訳にも注目です。表紙絵は、イラストレーターのくらはしれいさんによるものです。
 販売記念として70部限定で務川慧悟の自筆サイン入り楽譜も販売します。以下のページからご購入いただけます。なお、務川慧悟の自筆サイン入り楽譜はお客様のお手元に届くまでに少々お時間をいただきますことご了承いただきますようお願い申し上げます。

【先着70名!サイン入】ラヴェル/務川慧悟 編曲:「マ・メール・ロワ」(ピアノ独奏)
【通常版】ラヴェル/務川慧悟 編曲:「マ・メール・ロワ」(ピアノ独奏)


オスカー・シュトラウス/レオポルド・ゴドフスキー:「ラストワルツ」(解説:マルク=アンドレ・アムラン)

 この編曲は、今日では滅多に名前を聞くことのないオーストリアの作曲家オスカー・シュトラウス(シュトラウス家とは無関係)のオペレッタ「最後のワルツ」が基になって生まれました。
 1970年頃、ゴドフスキー自編自演のピアノロールをマルク=アンドレ・アムランの父であるジル・アムランが発見、その後、ジル・アムランによる採譜がアメリカのとある小さな出版社から出版され、それから数年後には自筆譜が見つかり遂に正式出版となるかと思いきや、なぜか現在に至るまで出版されることはありませんでした。「ラストワルツ」の謎に迫ったマルク=アンドレ・アムランによる解説付きです!

【楽譜詳細】オスカー・シュトラウス/レオポルド・ゴドフスキー:「ラストワルツ」(解説:マルク=アンドレ・アムラン)


ラヴェル/佐藤暖:序奏とアレグロ(ピアノ独奏)

 ピアノのための編曲作品の世界に魅了され、数々の知られざる編曲作品を取り上げているピアニスト・佐藤暖。佐藤暖はヴィンチェンツォ・マルテンポ編曲の「ダフニスとクロエ」(作曲:ラヴェル)の世界初演を行い大変な注目を集めています(編曲者本人は「あまりにも難易度が高すぎたのでこの編曲は今後演奏するつもりもない」と語っています)。
 マルテンポ編の「ダフニスとクロエ」に触発された佐藤暖は同作曲家の「序奏とアレグロ」の編曲の構想を始め、2年半の月日を経てようやく完成。既にルシアン・ガルバンが「序奏とアレグロ」の編曲を行っていたことを知った佐藤暖は、自身が初編曲者でなかったことにいささか落胆したそうですが、佐藤暖はラヴェルのオリジナル楽曲に見られる彼独自のピアノ書法をふんだんに取り入れることを心掛け、ここにラヴェルの”新たなピアノ作品”が誕生しました。

【楽譜詳細】ラヴェル/佐藤暖:序奏とアレグロ(ピアノ独奏)


徳山美奈子:Fin et Début (終わりと始まり) 作品53(1台4手ピアノ連弾)

 本作は2019年、作曲者が父を亡くした年の春、霊園の霧に咲く桜から着想を得て書かれた音楽です。作曲家は本作について以下のように語っています。

この世が一段明かりを落としたようにほの暗くなる、夕暮れの青い時間から始まり、漆黒の夜の悲しみの後、遥かに朦朧とした桜が立ち現れる。その幽玄の彼方の微かな明るさに向かって、亡き父は歩いて行く。微笑みの別れ。死は終わりではなく、新たな生の始まりを感じてほしい。Débutの部分には、日本のうた「さくらさくら」が薄く香る

 2019年12月6日、東京「サロン•テッセラ」にて、委嘱者の杉浦菜々子、小川至により初演。作曲者の多重録音による自作自演録音が主要音楽配信サービスで配信されています。徳山美奈子による上村松園の絵に基づくピアノ作品(連作)の出版を予定しています。ご期待ください。

【楽譜詳細】徳山美奈子:Fin et Début (終わりと始まり) 作品53(1台4手ピアノ連弾)


ギヨーム・ルクー:ピアノ作品集(解説:澤渡朋之)

 1870年1月20日、ベルギーのヴェルヴィエに生まれ、1894年1月21日にこの世を去った天才作曲家ギヨーム・ルクー。短い生涯でしたが数々の名作を残しています。本曲集には、これまで出版されることがなく、自筆譜へのアクセスも大変難しかったピアノ作品が収録されています。
 ルクーがフランクに出会う二年前に書かれたTempo di Mazurka pour piano、モダン・シャンソンのような味があるAllegro marcato pour piano、ショパン、グノーやドリーブを意識して書かれたコミカルなBerceuse et valse (pot-pourri-intermède comique)、ルクーの都会的センスと巧さを感じさせるTrois Pieces pour piano、ルクーの生涯最後の作品と言われているBerceuse、以上5タイトルが本曲集に収録されています。
 また、英国在住のライター&研究家、そしていくつものリリース作が英グラモフォンに絶賛されているSonetto ClassicsのCEOである澤渡朋之が本曲集に寄せて解説を執筆しています。本曲集の難易度は初級者から上級者までと幅広いものとなっています。

【楽譜情報】ギヨーム・ルクー:ピアノ作品集(解説:澤渡朋之)

Allegro marcato pour piano (ヴェルヴィエ音楽院所蔵)

レスリー・ハワード:ヘンデルとモーツァルトのアリアに基づく2つのピアノ編曲

 フランツ・リストのソロピアノ全作品を録音しギネス記録にも載ったピアニスト、レスリー・ハワード。彼は音楽学者そして作曲家でもあり、彼の編曲作品が「トゥーランドット」の回想「ラディゴア」に続いて出版です。うっとりとする歌心溢れた旋律が魅力的で、またジギスモント・タールベルクも得意とした3本手の技法も顔を覗かせており、リストのスペシャリストであるレスリー・ハワードが得意とするピアノ書法が盛りだくさんです。もちろん、アンコールにもピッタリの作品です。

収録曲
ヘンデル:オラトリオ『快活の人、沈思の人、温和の人』より
Handel: Come, but keep thy wonted state
(from L’Allegro, il Penseroso ed il Moderato)

モーツァルト:歌劇「ツァイーデ」より
Mozart: Ruhe sanft, mein holdes Leben
(from Zaide)

【楽譜情報】レスリー・ハワード:ヘンデルとモーツァルトのアリアに基づく2つのピアノ編曲


芥川也寸志/江崎昭汰:祝典組曲 no.3 行進曲(Marcia in do)- ピアノ連弾版

 芥川也寸志の知られざる名曲、ウインド・オーケストラのための「祝典組曲 no. 3 Marcia in do」がピアノ連弾でお楽しみいただけます。史上初の芥川也寸志作品のピアノ連弾編曲作品です。以下は編曲者の江崎昭汰による序文の抜粋です。

2020年1月末、株式会社スリーシェルズ代表の西耕一さんから同年2月16日に開催される演奏会「日本の作曲家 秘曲探訪 第2回」の第1部に演奏者として参加してみないかとお声かけを頂きました。ちょうどその頃、芥川也寸志のウインド・オーケストラのための「祝典組曲 no. 3 Marcia in do」を愛聴しており、この曲をピアノでも演奏してみたい、そして、ピアノ1台4手連弾用に編曲をして演奏会で取り上げたいという思いが強くなり芥川真澄さんの許諾のもと編曲に取り掛かりました。

【楽譜情報】芥川也寸志/江崎昭汰:祝典組曲 no.3 行進曲(Marcia in do)- ピアノ連弾版

アメリカやヨーロッパ各国への配送を再開します

ヤマト運輸が提供するUPSと契約し、アメリカをはじめ、イタリアやスペインなどの4月以降配送できなかった地域への配送を再開いたします。これにより当社の大半の顧客は注文を受け取ることができるようになります。ただし、依然として航空貨物の積載量が足らないため、大幅な遅れが出ています。ヤマト運輸によれば地域によっては1~2か月の遅れを生じるとのことです。

UPSはアメリカの運送会社で、アメリカ政府より緊急事態下でも止めない重要サービスと認定されています。

【12月23日発売新刊情報】福間洸太朗 編曲「ラ・ヴァルス」(ラヴェル作曲)

福間洸太朗 編曲「ラ・ヴァルス(原曲:ラヴェル作曲)」の楽譜を12月23日より発売します。32ページで価格は2,500円(税抜)となります。本曲は福間の最新アルバム「France Romance」に収録されたもので、コンサートでも演奏されているものです。当社サイトでの直販のほか、全国の楽器店や書店からもご注文いただけます。また一般発売に先駆けて、12月21日 – 岩手「北上さくらホール」の福間洸太朗コンサートにて先行発売いたします。

ラ・ヴァルスは作曲者自身によるピアノソロ編曲がありますが、よりオーケストラに近い響きを求めて多くのピアニストが自身の編曲を作っています。福間の編曲はその中でも最も多くの音を捉えたものとなっています。ぜひお手に取り、音源と合わせてお楽しみください。

先行予約注文を承っています。23日までの注文は送料無料でお届けいたします。
https://muse-press.com/item/mp00103/