現在世界中から注目を浴び活躍しているピアニスト、角野隼斗(かてぃん/Cateen)がピアノソロ用に編曲したピアノ協奏曲第1番”蠍火”(作曲:Konami Amusement/Virkato Wakhmaninov)の楽譜が待望の出版です。
この曲は10代の角野に衝撃を与えた楽曲のひとつで、2019年にYouTubeで公開されると大きな話題となり、2022年2月現在で228万回再生を記録しています。もともと”蠍火”は音ゲー(曲やリズムに合わせて操作をしてスコアを競う音楽ゲーム)である「beatmania IIDX 11 IIDX RED」収録曲のひとつですが、タイトルからも分かるようにクラシック的な要素が強く、ピアノ協奏曲に相応しい情熱的な作品です。その作品が角野の手により演奏効果の高い、ピアニスティックな編曲に仕上がりました。この楽譜を演奏動画と楽しむも良し、ピアノの前で音に出してみるのも良し、様々な形でお楽しみいただけることでしょう。
楽譜の販売日は2月22日です。現在、以下のページより予約受付中です。
https://muse-press.com/item/mp05001/
作品名:ピアノ協奏曲第1番”蠍火”
作曲:Konami Amusement (Virkato Wakhmaninov)
ピアノソロ編曲:角野 隼斗(かてぃん)
価格:2000円(税抜)
ページ数:16
解説:角野隼斗(日本語・英語)
ISBN:978-4-909668-68-4
出版:合同会社ミューズ・プレス
本商品は、株式会社コナミアミューズメントとの契約により許諾された権利を使用して、合同会社ミューズ・プレスが製造したものです。
角野隼斗
1995年生まれ。2018年、東京大学大学院在学中にピティナピアノコンペティション特級グランプリ受賞。これをきっかけに本格的に音楽活動を始める。2021年、第18回ショパン国際ピアノコンクールでセミファイナリスト。これまでに読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、国立ブラショフ・フィルハーモニー交響楽団等と共演。2018年9月より半年間、フランス音響音楽研究所(IRCAM)にて音楽情報処理の研究に従事。これまでにジャン=マルク・ルイサダ、金子勝子、吉田友昭の各氏に師事。
東京大学大学院を卒業し、現在は国内外でコンサート活動を行う傍ら、“Cateen(かてぃん)”名義で自ら作編曲および演奏した動画をYouTubeにて配信し、チャンネル登録者数は92万人超、総再生回数は1億回(2022年2月現在)を突破。2020年12月にリリースした1stフルアルバム「HAYATOSM」(eplus music)は、オリコンデイリー8位を獲得。「情熱大陸」「バース・デイ」「題名のない音楽会」などテレビ出演多数。CASIO電子楽器アンバサダー、スタインウェイアーティスト。クラシック音楽に確かな位置を築きつつも、ジャンルを越えた音楽すべてに丁寧に軸足を置く、真に新しいタイプのピアニストとして注目を集めている。
https://hayatosum.com/