【新刊情報】福間洸太朗「聞かせてよ愛の言葉を」&「シャンソンメドレー」

世界各地で活躍するピアニスト・福間洸太朗が編曲した『聞かせてよ愛の言葉を』と『シャンソンメドレー』の楽譜が遂に出版されます!親しみやすい楽曲が並んでおり幅広い方にお楽しみいただけることでしょう。

この楽譜は2022年12月11日(日)に東京都練馬区・光が丘IMAホールで開催される「福間洸太朗ピアノリサイタル スクリャービンVSラフマニノフ ~輝きを求めて~」と2022年12月23日(金)に埼玉県所沢市・所沢市民文化センターのアークホールにて開催される「所沢ミューズ×音まちコンサート特別公演 福間洸太朗 ~クリスマスに聴く 珠玉のピアノ名曲集~」の2つの会場にて先行販売予定です。

なお、一般販売及び発送開始日は12月26日(月)の予定です。本日よりこちらのページにてご予約が可能です。

『聞かせてよ愛の言葉を』(ルノワール作曲)は、武満徹が終戦間近に陸軍食糧基地の見習士官に聴かせてもらい感銘を受けたという作品で2007年の冬に開催された武満徹の人生と作品を紹介するレクチャーコンサートを機会に福間洸太朗が華やかなピアノ独奏のための編曲に仕立て上げました。また、2016年にフランスプログラムのリサイタルのために福間洸太朗が作曲した『シャンソンメドレー』の楽譜も収録されました。このメドレーは全10曲で構成され、中には「海」(トレネ作曲)、「バラ色の人生」や「愛の讃歌」(ピアフ作曲)、「枯葉」(コスマ作曲))などの有名曲が含まれています。この『シャンソンメドレー』を福間洸太朗は各地で演奏していますが、フランスのみならず世界各国で好評を得ています。

楽譜表紙

福間洸太朗について

20歳でクリーヴランド国際コンクール日本人初の優勝およびショパン賞受賞。
パリ国立高等音楽院、ベルリン芸術大学、コモ湖国際ピアノアカデミーにて学ぶ。20歳でクリーヴランド国際コンクール優勝(日本人初)およびショパン賞受賞。
これまでにカーネギーホール、リンカーン・センター、ウィグモア・ホール、ベルリン・コンツェルトハウス、サル・ガヴォー、サントリーホールなどでリサイタルを開催する他、クリーヴランド管弦楽団、モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団、イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団、フィンランド放送交響楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、トーンキュンストラー管弦楽団、NHK交響楽団など国内外の著名オーケストラと多数共演、50曲以上のピアノ協奏曲を演奏してきた。2016年7月には故ネルソン・フレイレの代役として急遽、トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団定期演奏会において、トゥガン・ソヒエフの指揮でブラームスのピアノ協奏曲第2番を演奏し喝采を浴びた。また、フィギュア・スケートのステファン・ランビエルなどの一流スケーターとのコラボレーションや、パリにてパリ・オペラ座バレエ団のエトワール、マチュー・ガニオとも共演するなど幅広い活躍を展開。
CDは「バッハ・ピアノ・トランスクリプションズ」、「France Romance」、「ベートーヴェン・ソナタアルバム」(ナクソス)など、これまでに18枚をリリース。
そのほか、珍しいピアノ作品を取り上げる演奏会シリーズ『レア・ピアノミュージック』のプロデュースや、OTTAVA、ぶらあぼweb stationでの番組パーソナリティを務め、自身のYouTubeチャンネルでも、演奏動画、解説動画、ライブ配信などで幅広い世代から注目されている。多彩なレパートリーと表現力、コンセプチュアルなプログラム、また5か国語を操り国内外で活躍中。テレビ朝日系「徹子の部屋」や「題名のない音楽会」、NHK テレビ「クラシック音楽館」や「クラシック倶楽部」などメディア出演も多数。第39回日本ショパン協会賞受賞。
公式サイト https://kotarofukuma.com/
公式ファンクラブ https://shimmeringwater.net/

福間洸太朗(ふくま こうたろう)