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フランスで音楽を学び、日本帰国後は作曲家として大活躍をしていた平尾貴四男。46歳でこの世を去ってしまいましたが、管弦楽曲の代表作「砧」(きぬた)をはじめとして数々の名曲を残しています。今回、ミューズ・プレスは、存在が知られていたものの長年に渡って行方不明だった「ピアノのためのソナタ」の改訂版、平尾貴四男の著書「みんなでやろう-私たちの作曲」にひっそりと収録されていた「ピアノのためのソナチネ」を出版します。「ピアノのためのソナタ」は、2008年に自筆譜が再発見され近年になってピアニストの斎藤龍氏によって半世紀ぶりに蘇演。「ピアノのためのソナチネ」は平尾妙子氏の遺品の中に自筆譜が眠っていました。平尾貴四男のピアノ作品は、「ピアノのためのソナタ」しか残っていないと考えられていたために、「ピアノのためのソナチネ」の再発見は大変驚くべきニュースとなりました。しかし、この2つのピアノ作品の他に「夜曲」と呼ばれるピアノ作品の存在が囁かれています。ミューズ・プレスでは現在この作品について調査中です。
・ピアノのためのソナチネ (1951)
https://muse-press.com/item/mp02301/?lang=ja
・ピアノのためのソナタ – 改訂版 (1951)
https://muse-press.com/item/mp02302/?lang=ja
・荒城の月による変奏曲
https://muse-press.com/item/mp02303/?lang=ja